高校に通えないかもしれない場合、とにかく親は悩みます。
高校進学が難しい場合、高卒認定試験を受験しよう
しかし、子供が進級を考えていない場合は中学時代から高校卒業程度認定試験の勉強を始めることが良いでしょう。
受験のストレスがなくなり、入学金や制服の費用、通学費用を考える必要がなくなるため、良いこと尽くしです。
試験が8月と11月に行われるため、12月から3月生まれの子供は極端な話をすれば最短で15歳で合格できます。
それすごくないですか!!
(ただ、合格証は18歳にならないと交付されませんのでご注意を!!)
高校に縛られることなく自由に大学受験に向かってもいいし、今の時代なら起業したり、資格を取ったりしても良いし。
親としても、高校卒業程度認定試験に合格していたら、とりあえず何かからは解放されますよね。何か…自分の中の何か。
高校進学に向けた受験方法と学校選びのポイント
しかし、親としては子供が高校に進学すれば学校に行ける可能性があるという淡い期待があります。
子供自身も、新しい自分になって通えるようになるかもしれないと思っています。なので学力や通学方法に合わせた受験をして、できるだけ挑戦させることが良いでしょう。
その為にはオープンスクールに参加したり、学校に問い合わせたり、受験への環境を整えることが必要です。本人が頑張って全日制で通える場合は、その方向で考えることも良いですが、定時制や通信制も選択肢に加え、子供に合った学校を探すことが大切です。
通信制は、学校によっては年に数回学校に行くか、オリエンテーションに参加すれば単位をもらえる場合があるため、会えるのが楽しみな子供には良い選択肢となるでしょう。
進学後に辞めたい場合、遅刻や早退しながらでも続けることが大切
もし入学後、通学が難しくて辞めたいという状況になった場合は、子供と相談して辞めることも検討しましょう。
ただし、起きるのが難しいとか午後に集中できないといった理由だけであれば、遅刻や早退しながらでも続けることをおすすめします。思春期特有の体の変化で自分の思うように体が動かないことがあります。決してやる気がないとかではないので卒業まで続けることが大切です。
卒業できなかった場合は、高卒認定試験で足りない科目を取得しよう
もし単位が足りず卒業できなくなった場合、または途中で退学した場合は、高校卒業程度認定試験で足りない科目を取得することができます。
受験資格を得るためには年齢や学歴によって異なる要件を満たす必要があります。具体的には、中学卒業以上で高校卒業資格を持たず、かつ一定の学力を有することが必要です。
高卒認定資格を持つことのメリットと進路について
高校卒業程度認定試験に合格することで、高校卒業資格を取得することができます。そのため、社会人として就職や転職を考える際には、高卒以上の学歴を有していることが求められる職種も多くあります。また、高卒認定資格を取得した後に、大学や専門学校などの高等教育機関への進学も可能です。
ただし、高校卒業程度認定試験は、高校に通って卒業することと同じレベルの学力を有していることが求められます。そのため、受験前には十分な勉強が必要であり、自己学習による対策や予備校や通信教育などのサポートを受けることがおすすめです。
高校卒業程度認定試験は、高校に通うことができない場合でも高卒資格を取得するための手段の一つです。子供さんの状況に合わせた柔軟な選択肢を用意し、進路について真剣に考え、一歩ずつ進んでいくことが大切です。
今日はここまで
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