不登校でも学校との関係は良い方が良いと思います。
不登校児童生徒への支援の在り方
今、初等中等教育では文部科学省が不登校児童生徒への支援の在り方についてという文章が各都道府県教育委員会教育長都道府県知事その他の団体へ通知されています。
生徒指導に関するウェブサイトの内容を、各項目ごとに分けてわかりやすく説明します。
- 目的:教育現場での生徒指導は、個々の生徒がよりよく成長し、発達するための支援を提供することが目的です。具体的には、学校生活や進路に関する相談、生徒の心のケア、不登校や問題行動に対する対応などが含まれます。
- 役割:生徒指導は、教師や専門の指導員が行うほか、家庭や地域との連携も重要な役割を持ちます。個人情報の適切な管理が求められるため、個人情報保護法などに基づく適切な対応が必要です。
- 取り組み:教育現場では、指導員の充実や情報共有、地域との協働などに取り組むことで、生徒指導の充実を図っています。例えば、個別相談の時間を設けたり、専門的な指導員を配置することもあります。また、地域との協働により、生徒が学校以外でも充実した生活を送るためのサポートも提供しています。
生徒指導は、生徒が学校での生活や進路、心のケア、問題行動への対応などで問題を抱えた場合に、個々に合わせた支援を提供することが目的です。教師や専門の指導員が行うほか、家庭や地域との連携も重要な役割を持ちます。生徒指導においては、個人情報の適切な管理が求められます。教育現場では、個別相談の時間を設けるなどの取り組みにより、生徒指導の充実を図っています。
「個々の生徒がよりよく成長し発達するために…」学校へ行ける子は行く、たまに行けない子はたまには休んで良いよ、たまに行ける子には今日は体調が良い日だね、行けない子は家でも元気でいられるようにしよう。という事です。
改善をさせて、「ゴールは必ず学校へ通えるようになる」とは書いてないのです。
子供が学校へ行けないとか、行きたくないとかで「困った…」と思ってあたふたしている親御さん
今、子供が学校へ行けないとか、行きたくないとかで「困った…」と思ってあたふたしている親御さんはたくさんいらっしゃると思います。
学校の先生に、どうにか学校へ行けるようにお願いしたり、学校に何か原因があると思って先生に相談していたり、家族でどうにか子供が学校へ行ける方法を考えていたりしませんか。
わかります。
でもね、先生はその役目を担ってくれません。今の時代はそこじゃないんです。私は、仕事として職としてたまたまそこで出会った知り合いだと思っています。
先生には、先生の役割があるのです。
(いつ行くかわかんないから払う)給食費を渡すとか、宿題をもらうとか、試験範囲を教えてもらうとか、進学先はどんなところが良いだろうかとか。先生に子供の特性を理解してもらうようにすると、どこでどう頑張れるかがわかってもらえます。
子供は、たまに顔を見に先生が来られるのを、結構楽しみにしています。二人きりで話すと、先生も子供も何かを果たした感があったのかもしれません。
ある日、英語は興味がある事を話すと、「じゃ、洋書を読むと楽しいよ。〇○さんならできるよ」という一言は、子供に絶大な力を与えます。すぐにハリーポッターの洋書を買って読んでいました。
親が、先生と子供の間に入るのではなくて、先生と親が子供の特性を理解してこの先どうするかを相談する。
私が「先生、やっぱりすごい!!」と感じたのは、推薦で受験した高校に失敗した時「学校へ問い合わせると、定期テストの評定を重視するところなので正直難しかったとのことでした。じゃ、どうしたら合格できますか?と確認したら、一般入試でランクを下げて受けてもらうと大丈夫です。入学してから推薦で受けたコースに変更する事は出来ますから。と確認しました」と。
先生の仕事ってそこなのですよね。得意分野でやってくれるのです。
で、合格できました。
親が学校から離れない
親が嫌うところに子供が行きたいと思うはずがありません。
ましてや、親が担任の先生の悪口なんか言っていたら、子供はその先生の言う事を信じるはずがありません。
不登校でも、そのクラスの一員だということを、子供も親も担任も忘れないようにすること…なんじゃないのかな。
今日はここまで。
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