「学校、行きたくない…」
え?うちの子、もしかして…不登校?
- え~どうしよう。
- 勉強どうするの?
- 友達がいなくなるんじゃない?
- 友達のお母さんと出会ったときに、なんて言ったらいいんだろ。
- おじいちゃんやおばあちゃんになんて言おう
- いじめかも…
そして…会社の人たちに聞かれたときになんて言おう…
大変!!
- 眠れなかったり、変な夢を見たり。
- 食事がのどを通らなかったり。
- 家に引きこもったり。
親子で同じ状態?
ありゃりゃ~
これ、誰のために考えていますか?
これが一番難しいところ!!
子供目線にシフトチェンジ!!
学校、行かない…って言うまでに小さな頭と心は、
自分の思い通りじゃない事で
いっぱい傷ついたり、悩んだりして…ヘトヘト
嫌なことを考えたくないから、ゲームをしたり、動画を見たりするんです。
学校行かずに、遊んでばっかり!!
じゃなくて、何かやってないと罪悪感でおかしくならないように
知らず知らずにやっているんです。
子供はコミュニケーションツールではありません
- 大人同士の会話の中に
〇子供さん何歳ですか?
〇学校はどちらですか?
〇何かスポーツされていますか?
〇女の子ですか?男の子ですか?何人ですか?
〇どこを受験されるんですか?受験されたんですか?
…どうしよう…学校に行ってないって言えない…じゃなくて!!
これは、相手が話したいことなので、聞き手に回りましょう
「お宅はどうなんですか?」
大人が混乱するのがこれ
ひと昔の営業マンが営業トークに使っているような事は
今の時代、自分の子供でも個人情報の漏洩です ここがポイント!!
今は、保育園でも親御さんが本人に許可なく子供の写真を他人に見せるのも良くないことと教えている時代です。
誰にも言わなくていいんですよ いや答えなくていいんですよ
大人の会話なら、自分の話をしましょう
〇少し体力がなくなってきた。例えば…散歩するのがしんどくなってきたんですよ
〇少し前にこんなことがあって困った
〇今、このドラマを毎週楽しみにしている
〇この話題を良く聞くけど、今一つよくわからない などなど
なんなら、他人の子供の事なんか興味ないですし、相手の子供に興味がある人は自分の子供を自慢したいか、ただの負けず嫌いが目標設定したいだけ。
学校に縛られない事を考える
- 子供は学校に行かないといけない事はわかっているし、
- いけないことをしている事もわかっているから、
- 部屋から出てこなかったり、親と話ができなかったり目を合わせなかったり
家の中ではいつもの家族でいましょうよ。
だって、ついこの間までそうだったでしょ。
学校に行かない事で、よその子供になるわけじゃないので
何か嫌な事・嫌な気持ちになることが学校にはある
- なにが原因かは本人はわからない些細な事かもしれない。
- 決定的に嫌な事があったのかもしれない。
- どうしても合わない友達・先生がいて
嫌な気持ちが抑えられないのかもしれない。
- 教室に大人数で集まることが苦手なのかもしれない。
- 行きたい教室になかなかいけない不安 (方向音痴)なのかもしれない。
- 上記のことが入り混じっているのかもしれない
これは本人にしかわからないので
「どうしたの?なんで?」よりも
「気づいてあげられなくて、ごめんね」
あらためて、一人の人間として
その子にあった方法を探していきましょう
子供が夢中になれることを探してみる
- 嫌なことが忘れられるぐらい何かをやってみる
たぶん知らず知らずに子供はやっているのかもしれません…それは
ゲームや動画やSNS
子供はそれしか知らないので自然にやっているのです。
その他に、たとえば
〇1000ピースのジグソーパズルを何度もする
〇好きなジャンルの本を何冊も読む
〇本棚や小物を作ってみる
〇動画編集をやってみる
〇パソコンで小説みたいな文章を書いてみる・日記など
〇どんなことも大人と一緒にやってみる
〇囲碁・将棋・チェス・ダンス その他いろんな事を大人が促して、
自分が楽しいと思えることに気づくと自信が生まれます
少し落ち着いたところで…
・次、何する?
・それって仕事になるね
・それを仕事にするには勉強はどうやってする?
どんな学校があるか一緒に調べてみよう。
・よし!!じゃ、やろう!!
子供さんの印象や改めて気づいたところを 言葉にして言ってみる
・○○のこんなところが良いな~って思った
・○○はこんなことができるんだって知らなかった
など10個ぐらい探してみる
もし可能であれば、お互いに言えると友達っぽくなっちゃうかも
今は自由に勉強できる時代
学校へ行って勉強すると
友達とのコミュニケーションや部活動で仲間ができる
学校へ行かないなら
・ネット授業・家庭教師・通信教育
・家族とのコミュニケーション(旅行やショッピング)
・地域のスポーツクラブ
大事なのは、コミュニケーション能力
親が目線を子供に合わせて親友になる!!とにかくどんなことでも会話になるように子供の話を聞いて、コミュニケーション能力を付けていく。
「新しいことを考えていこう」
今にとどまるんじゃなくて
親子で次のステージへ行く準備を考えると
子供は負い目を感じなくなって
少し笑顔が出てきます。
もしかしたら、学校へ行くと言い出すかもしれません。
そのころにはご家族も笑顔になっているかも。
背景
私が「お母さんにカウンセリングが必要ですね」と言われたことから、「そうよ、私よ!!私も苦しいのよね~」と思ったので、いつかご家族の気持が少しでも楽になるようなことができたらと、思っていました。
不登校を受け止めるまで、大変だったでしょう。
ただ、今なぜ自分が大変だと感じているのか。それは、どうしてそう思うのか。それはなぜなのか。
何度も、何度も自分へ問いかけてみてください。
皆勤賞の制度がなくなり、学校へ毎日行かなくても良い時代になっています。
好きな事、出来る事、わかる事に特化していればそれで稼げる時代になっています。
どうか、子供さんの声を聴いて、話を聞いて、笑顔で暮らしていただけたらと願います。
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