同窓会の幹事が考える事

不登校

中学校の同窓会の幹事をします

来年、ついに私たちの中学校卒業生が還暦を迎える年となり、「来年還暦だから、約束の同窓会をしよう!」と声をかけられました。

おお、とうとうこの時が来たか…という感じです。

これまで30歳、40歳、そして50歳の節目で同窓会を開いてきましたが、今回は還暦。

少し特別な気持ちです。

懐かしいけどハードな幹事業務の歴史

30歳の時は、案内状を実家に送ればどうにか本人に届いた時代でした。

まだ親元にいた人も多く、案内状を出す手間もそこまで大変ではなかった感じかな?

40歳になる頃には、携帯電話が普及していたので、口コミで集められましたが、それでも50人程度。でも、これでなんとなく「節目には集まろう!」という習慣が生まれたんです。

50歳の同窓会は、なんと1年前から準備が始まりました。

同級生350人全員に案内状を出すという目標を掲げ、幹事8人で知り合いを通じて必死に連絡先を探しました。

実家に直接案内状を持って行ったり、ご兄弟に本人への橋渡しをお願いしたりと、かなりのゲリラ作戦でした(笑)。

もちろん、その作業には、顔があまり変わっていない人や、同級生たちの家族からも好感を持たれていた人が必要不可欠。でないと、不審者扱いされてしまうんです!

懐かしいあの頃と変わった今

50歳の時は、250人の住所が確認でき、返事をもらえたのが150人、そのうち90人が参加。まあ、返事なしの人たちや不参加の人も多かったけど、意外と良い感じの比率だったんじゃないかな?

しかし、50歳ともなると、顔も風貌も結構変わっていて、集合写真を見ても「これ誰?」ってなることが何度もありました。

そうなんです、名札を用意しなかったのが大失敗でした!

それでも盛り上がったのは確か。

中学校時代には一度も話したことがなかった同級生と意気投合し、その日から頻繁に飲みに行くようになった人もいました。それが私なんですけど(笑)。同窓会って不思議ですよね。

60歳、還暦の同窓会はデジタル化!

さて、今回の60歳の同窓会は、一歩進んで「QRコード付きの案内状」を導入することになりました!というのも、来月から郵便料金が値上がりするからなんです。それに、QRコードで出欠を知らせてもらえば、即座にスプレッドシートにリアルタイムで反映されるという便利さもあります。時代は進んでますね。

9月15日に第1回のミーティングを行い、ハガキの投函は9月中に完了する予定です。

50歳の時に収集した住所録を元に、どれだけ正確な住所に案内状が届くかはわかりませんが、とにかく精査をして、Excelでハガキを印刷。今回は名札をちゃんと用意するつもりです。

前回の失敗から学びましたよ!

そして、私は引き続き案内状の作成を担当しています。

今回はQRコードの導入により、あいさつ文も少し変えて、デジタル時代に対応した出欠確認を促す内容にしました。

便利になったけど、10年後、70歳の時にはどんな技術が使われているんでしょうね?

なんて、幹事メンバーと冗談を言い合いながら作業しています。

結論、学生時代より今を生きる大切さ

10年後の未来…その時に私はどうしているのかな、ということを考えると、少し不安になることもあります。定年を迎えたら生活スタイルも大きく変わるでしょうし、移住していたり、子供たちと暮らしていたり、人によっては施設に入っているかもしれません。

みんなそれぞれの人生があるので、全員が同じ場所で集まれるとは限らないですよね。

そもそも、学校生活を楽しかったと思っている人は全体の3分の1に満たないんです。友達とのつながりがなくなっている人もいるし、予定があって参加できない人もいます。中には、全体で集まるのが苦手という人も少なくありません。

大人になれば、その辺りの感情を言葉で説明するのは簡単ですよね。

学校はただの通過点で、その後の人生にとってはさほど重要ではないと思っている人もいるのが現実です。

楽しかった思い出がある人でも、同窓会に参加するために今の生活を犠牲にしようとは思わない。今が充実しているからです。やっぱり、今を生きることが大事なんですよね。

さて、今回は何人が参加してくれるのか、楽しみです。準備は大変ですが、それ以上に再会の瞬間が待ち遠しいです!

今日はここまで。また進捗があればお知らせしますね!

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