不登校の「不」

不登校

不登校でも普通ですよ

不登校の『不』って何でしょう?

世の中にはいろんな人がいますよね。例えば、車の色を選ぶときにも違いが出ます。

  • 赤い車に乗る人
  • 青い車に乗る人
  • 黄色い車に乗る人
  • 黒い車に乗る人
  • 白い車に乗る人

もし、白い車に乗っている人に黒い車をすすめたらどうなるでしょうか。

「買わない」と言う人がほとんどでしょう。それは、白い車が好きだったり、黒い車が好きじゃなかったり、汚れが目立つから嫌だという理由があるかもしれません。もしくは、知り合いがみんな白い車に乗っているからとか、黒い車が怖そうに見えるから、あるいは嫌いな人が黒い車に乗っているからという理由もあるでしょう。とにかく、いろいろな「どうでもいい理由」で「買わない」と答えるものです。

でも、もし黒い車が白い車より安かったらどうでしょう?

  • 「黒い車に乗ったことがない」
  • 「汚れは目立たないかも」
  • 「知り合いはどう思うかな」
  • 「私が乗っても怖く見えないかな」

など、今まで「買わない」としていた理由が少しずつ変わって、「買う方向」に気持ちが動いてくることもあります。「買わない」から「買う」への転換です。

同じように、学校に行かない「不登校」も、最初は「行かない」という気持ちが強いかもしれません。でも、状況や感じ方が変わると、「行ってみようかな」と思う時が来るかもしれません。これは、「不」が「普通」に変わる瞬間でもあるのです。

怒ってる?と思いきや

昨日、こんなことがありました。職場で突然、「福嶋さん来て!お客さんがめっちゃ怒ってるんよ!」と呼ばれました。何が起こったのか全く分からず、ちょっとビビりながら現場に向かいました。

電話を受けた人も「めちゃくちゃ怒られた」と言うので、私も不安に思いながら話を進めていくと、お客さんは全然怒っていませんでした。問題は、ただ倉庫が違っていただけ。結果、私が対応したお客さんは普通に話してくれ、何事もなく解決しました。

このエピソードも、最初は「不安」や「恐れ」があったけれど、実際に向き合ってみると「普通」に戻ることがあるという例です。

人も磁石のように

磁石のN極とN極は反発し合い、くっつきませんよね。でも、N極とS極なら自然にくっつきます。これも人間関係や学校に似ているかもしれません。同じエネルギー同士だと反発することがありますが、相手のエネルギーが違えば、自然に引き合うこともあります。

不登校だからといって、それが「不」の状態でずっと続くとは限りません。時が経てば、気持ちが変わり、新しいエネルギーに引き寄せられることもあるでしょう。学校に行くことが「普通」ではなく、「不登校」もまたその人にとっての「普通」かもしれません。

だから、不登校でも大丈夫です。それも「普通」ですよ。

不登校の「不」、今日はここまで。

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