子供の本質を知ると、子育てが少し楽になるかも? – スクールカウンセラーと心療内科医の違い

不登校

スクールカウンセラーと心療内科医の違いを感じた瞬間

子育てしていると、スクールカウンセラーや心療内科医に頼る場面ってありますよね。どちらも子供の心のケアをする専門家ですが、実際に話を聞いてもらったとき、かなり違うなと感じたことがありました。ここは、あくまでも私が出会ったスクールカウンセラーと心療内科の先生の事です。

まず、スクールカウンセラー。子供が「嫌なこと」を話せるようにするのが彼らの仕事だと言います。あるとき、12歳の我が子にスクールカウンセラーは、「例えばお母さんの嫌なところは?」「担任の先生の嫌なところは?」と聞かれました。最初は特に思い当たることがなくても、問い詰められているような形になると、なんとか嫌な点を見つけて話してしまうんですよね。普通なら、こんなこと言わないだろうって思うことでも、安心感があって話しちゃうんです。

で、子供から出てきた答えは「お母さんの付けている香水の匂いが嫌いらしいです」と。じゃあ、付けなくなったら、この子は学校へ行けるようになるの?って思いませんか?

でも、それをカウンセラーは「アウトプットだ」として満足げに伝えてくる。正直、私は「それで?」って感じました。話せたことは大事かもしれないけど、表面的な言葉だけじゃ、その奥にある本当の気持ちはわからないんじゃないか?って思ったんです。


本質を汲み取る大切さ

スクールカウンセラーと心療内科医の大きな違いは、「子供が言ったことをどう捉えるか」にあります。スクールカウンセラーは、子供の言葉をそのまま受け取り、それを親に伝えてくれます。それはそれで役割を果たしているんでしょうけど、実際に聞かされる側としては「じゃあ、これからどうしたらいいの?」と感じることが多いです。

一方で、心療内科医は違います。彼らは、子供の言葉の裏にある本当の気持ちや、子供の性格、背景をしっかりと理解しようとします。たとえば、子供が「お母さんが嫌い」と言った場合でも、その言葉の裏には不安やストレスが隠れていることが多いんです。それを見抜いて、「この子はこういう性質を持っているから、今こう感じている」と親に教えてくれます。そして、「だから、これからはこう対応していくといいですよ」と具体的なアドバイスをくれるんです。

この違い、ものすごく大きいと思いませんか?ただ子供が話したことを聞くだけではなく、その背景や本当の気持ちを理解して、親に伝えてくれる心療内科医の言葉は、まさに腑に落ちるものがあります。


「十人十色」を子育てに活かす

私たちはよく「十人十色」という言葉を耳にしますが、これはまさに子育てにおいても重要なポイントだと思います。みんな違って当たり前。自分の子供であっても、自分と同じように考えたり感じたりするわけじゃないんですよね。だからこそ、子供が口にする言葉をそのまま受け取るのではなく、「なぜそう感じたのか?」を考えることが大切だと思います。

特に子供は、まだ自分の感情や思いをうまく言葉にできないことが多いです。だからこそ、大人がその気持ちを汲み取る姿勢が必要なんです。「どうしてそんなことを言ったの?」と責めるのではなく、「この子は何を伝えたかったんだろう?」という視点で向き合うと、子供も心を開きやすくなりますし、信頼関係も深まっていくはずです。


子供の成長に気づくことが大切

子供はあっという間に成長します。いつの間にか、私たちが気づかないうちに考え方も変わり、言葉も大人びていきます。そうした変化を早く察知して、理解してあげることが親としての大切な役割だと思います。

子供が「こんなこと感じてるんだ」と気づいたとき、私たち親はその成長を受け入れ、柔軟に対応していく必要があります。そうすることで、子供は「自分のことを理解してもらえている」と感じ、安心感を持つようになるんです。

親としては、子供の成長に伴って自分も成長していくものなんだな、と最近改めて感じています。子供が口にする言葉や行動に一喜一憂するのではなく、その本質に目を向けていけば、子育てが少し楽になるかもしれませんね。

今日はここまで!

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